古川雄大 アクション満載!ルパンに変身 帝国劇場で念願の初単独主演ミュージカル

 アルセーヌ・ルパンを演じる古川雄大
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 俳優の古川雄大(35)が、ミュージカル「LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~」(東京・帝国劇場で11月開幕。以降、愛知、大阪、福岡、長野で公演)に主演し、怪盗アルセーヌ・ルパンを演じることが21日、分かった。

 「1789-バスティーユの恋人たち-」を手がけた演出家・小池修一郎氏と仏作曲家ドーヴ・アチア氏が再びタッグを組み、仏小説を立体化。名探偵シャーロック・ホームズら著名キャラクターが入り乱れる、アクション満載の新作となる。

 古川は「モーツァルト!」で19年と21年に帝国劇場の主演を務めているが、当時はダブルキャスト。同所での単独初主演に抜てきした小池氏は「ミステリアスだがエレガント、暴力的だが官能的でもある。二律背反の十字架を背負っているところが彼の魅力です」と期待する。

 心優しい一面を持つ紳士であり、変装達者な大泥棒。“十字架”を存分に発揮できる役どころに古川は「僕にしかできないアルセーヌ・ルパンを目指して、役作りに取り組んでいきたいと思います」と気合が入る。

 16年には「1789-」に出演するなど、小池氏を10年以上前から恩師と慕うだけに「僕自身、単独で帝国劇場の主演をさせていただくことを目標にしていました。そして小池先生とタッグを組んで、大ヒット作品の第一歩となる新作を演じることも、もう一つの目標でした。この願いが叶ってとても嬉しいです」と喜んでいる。

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