東映・手塚治社長が死去 62歳 「レジェンド&バタフライ」製作にも名を連ねる

 東映は14日、手塚治社長が亡くなったと発表した。62歳。葬儀は近親者による密葬を予定。後日、お別れの会を執り行う予定だが、日時、場所など詳細は未定とした。

 手塚社長は83年に東映に入社。12年6月に取締役となり、16年6月に常務取締役、20年6月に代表取締役社長に就任した。

 入社当初からテレビドラマを数多く手がけ「スケバン刑事」「科捜研の女」「京都迷宮案内」などを担当した。最近では木村拓哉主演の映画「レジェンド&バタフライ」の製作陣にも名前を連ねていた。

 東映は手塚氏の急逝にともない、多田憲之会長が、会長兼社長となる人事も発表。多田氏は14年6月に社長に就任し、20年6月に相談役へ。21年6月に会長に就任していた。

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