お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二が２１日、日本テレビ「新装回転！ハナシ寿司」に出演し、持ちギャグ「はぁーい」のルーツについて明かした。

　相席スタート・山添寛が斉藤の「はぁーい」について、ぼる塾・田辺智加が、酒寄希望とのコンビ「猫塾」時代から使っていたと暴露した。若手仲間でも「面白い」と評判だったという。

　しかし、しばらくすると田辺は「はぁーい」を使わなくなっていたという。山添が確認すると田辺は「斉藤さんが『はぁーい』をテレビでされてる。パクリって言われるのでやめました」と説明。山添は田辺の方が先に使っていたのではと質問したが、田辺は、斉藤がテレビで活躍していることもあり「わたしの方が遅いと思われる」と判断したと語ったという。

　ここで、山添は猫塾のネタを見た斉藤が「はぁーい」について、田辺に「それ、めちゃくちゃおもしろいね」と語っていたという証言もあると追及。斉藤は「パクリました」と即座に完オチした。

　「最低ですよ」と非難する山添を制しながら斉藤は「（コント番組の）『パワー☆プリン』をやっていまして、その時にチョコレートプラネットの松尾さんが、金八先生のモノマネをする感じで最後に『はぁーい』ってやってたんですよ」と追加説明。「それ（松尾）を見て『いいな』って思ってて、田辺さんのやつも見て『いいな』って思ってたんですよ。たまたまそれが同時期だったんです」と“もう１つ”の「はぁーい」があるとした。

　ＭＣの麒麟・川島明が「田辺・松尾のハイブリッド？」と確認すると、斉藤は「ぼくは２人のを使ってるということです」としっかり認めた。「２人のをパクったということに、ちゃんとしておいてください」と田辺からの単独のパクリではないと開き直り、笑わせた。