ビートきよし たけしと「戦メリ」出演予定だった 丸刈りでラロトンガロケ参加もむなしく帰国

 ロケ現場での思い出を語ったビートきよし(撮影・金田祐二)
 「戦場のメリークリスマス」について語ったビートきよしと樋口尚史氏(撮影・金田祐二)
 ロケ現場にいながら出演がなかった秘話を明かすビートきよし(撮影・金田祐二)
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 お笑いコンビ・ツービートのビートきよし(73)が20日、都内で行われた映画「戦場のメリークリスマス 4K修復版」舞台あいさつに登壇した。相方・ビートたけし(76)の好演が光る大島渚監督の不朽の名作だが、きよしは「僕も本当は出演だった」と秘話を明かした。

 きよしは兵隊役でオファーを受け、生放送で頭を丸めてラロトンガ島のロケに参加。しかし1週間の滞在で、ほぼ雨続きで出番シーンが撮れず。最終日でやっと晴れ、撮影できると思ったところ、「大島監督が来て、『出番が1カットしか撮れないんだよ。それなら全然出ないほうがいいんじゃない?その方がネタになるでしょ。ギャラはあげるから』と言われて、喜んで遊んで帰ってきましたよ」と語った。

 滞在中、夕食は毎日キャスト全員が集まるバイキング。「そこで(主演の)デヴィッド・ボウイがギター持ってきて歌うんですよ。ボウイも気さくな方でした。見ただけで価値がある」とぜいたくな時間を回想。現在はリゾート地として有名となった同島だが、当時は裕福ではない島だったようで、「男性は年を取るとフィジーとかオーストラリアに行っちゃうから、女性ばかり。レストランでご飯を食べてると親が娘を連れて、『結婚してくれ』と言ってくる。(既婚だったが)結婚してなかったら、向こうで結婚したかもしれないです」と笑った。

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