新浜レオン 紅白&甲子園始球式“捕まえ”る 元高校球児がデビュー5年目へ闘志

 初詣で新曲のポーズで笑顔を見せる新浜レオン
 初日の出を背にポーズを決める新浜レオン
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 5月にデビュー5年目に突入する、演歌歌手の新浜レオン(26)が「今年こそは」と闘志を燃やしている。令和元年の2019年5月1日にデビューし、同年に日本レコード大賞新人賞を獲得。順調な滑り出しの中でコロナ禍にぶち当たり、ファンと会えないどん底も経験した。高校の野球部時代から掲げる「できる100%」をモットーに、逆境を乗り越えた現在を「デビューみたいな気持ち」と表現。今年、必ずかなえる二大目標を定めた。

 小中高と白球を追い続けるも、かなわなかった甲子園出場の夢。プロ歌手の道を選んだ新浜は「歌手としての甲子園はNHK紅白歌合戦」と位置付ける。「死ぬ気で練習してプロ野球選手には結果的になれなかったけど、一度夢に破れても新たな夢はかなえることができることを証明したい。今年こそは紅白に出場したい」と意気込む。

 昨年10月から人気アニメ「名探偵コナン」のスピンオフ「犯人の犯沢さん」のオープニング主題歌「捕まえて、今夜。」を担当。サビのパラパラがTikTokでバズり、ファン層が広がった。「演歌歌謡曲でデビューしたけど、子供たちがこんなに踊ってくれるとは。この大きなチャンスを生かして、この曲で紅白を捕まえる」と燃える。

 千葉英和高時代、捕手でキャプテンを務めていた新浜は、阪神の伊藤将司投手や千葉ロッテの小島和哉投手らと対戦。その同世代がプロの第一線で活躍していることから「まだまだ僕もこんなもんじゃいられない」と刺激を受け、「今年はプライベートはいらない。仕事一筋で頑張る」と駆り立てられている。

 3月に開催されるWBCに出場する侍ジャパンのメンバーが発表されたことについて「大谷選手、ダルビッシュ選手、鈴木誠也選手と海外組が来て、史上最強の日本代表ができるのかな」と興奮。完全試合を達成したロッテの佐々木朗希投手、史上最年少で三冠王となったヤクルトの村上宗隆選手ら若手も名を連ねており「ベテランと若手の融合感がすごい。3月が待ち遠しい」と期待を寄せる。

 紅白出場のほか、もう一つの目標は「甲子園での始球式」だ。21年に始球式を初体験したが、「永遠の憧れは甲子園。高校時代にかなわなかった夢の続きをしたい。阪神さんよろしくお願いします。前回は球速113キロでヘボかったので、体を作っておきます」と球団へ“初登板”をアピール。歌手活動の勢いも球速も“マシマシ”な1年にさせる。

 ◇新浜レオン 1996年5月11日生まれ、千葉県出身。元球児で千葉英和高野球部のキャプテン兼捕手として県大会ベスト4進出。19年5月1日に演歌歌手デビューし、同年に日本レコード大賞新人賞を受賞。幼少期から九十九里を訪れ、今も趣味は海釣り。今年はプライベート不要と掲げるが「欲を言えば、コンサートの地方地方で釣りをして魚を食べたい」。父は「は、か、た、の、塩」のフレーズでおなじみの「伯方の塩」のCMソングを歌唱した歌手の高城靖雄。

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