尾上菊五郎、国立劇場で息子&孫2人と出演へ「一家四人、一生懸命務めます」

 歌舞伎俳優・尾上菊五郎(80)、中村時蔵(67)、尾上松緑(47)、尾上菊之助(45)らが3日、東京・国立劇場で初春歌舞伎公演「遠山桜天保日記-歌舞伎の恩人・遠山の金さん-」の初日あいさつを行った。同劇場は建て替えのため今年10月でいったん閉場し、2029年に再開場の見込み。

 菊之助は「初代国立劇場の初芝居はいったん今月で最後でございますけど、次の国立劇場に向けて、また研さんしてまいります。今年はうさぎ年。ホップ、ステップ、ジャンプと飛躍の年にしたいと思います」と意気込んだ。菊五郎は「私が遠山の金さんを務めさせていただきます。このお芝居には孫2人(尾上丑之助、寺嶋眞秀)も出演させていただいております。一家4人、一生懸命務めますのでよろしくお願いいたします」と笑顔で語った。

 「遠山桜天保日記」は江戸時代に実在した町奉行・遠山金四郎が主人公。片肌を脱ぎ桜吹雪の入れ墨を見せる名場面で知られている。27日まで。会場には日本芸術文化振興会理事長の河村潤子氏も出席した。

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