道頓堀大合唱も騒動なし サッカー日本代表敗退に「悔しいです」「また4年後!」前向く

 サムライブルーの勇敢な戦いぶりを目に焼き付けた。サッカーW杯カタール大会決勝トーナメント1回戦で日本は、前回優勝のクロアチアにPK戦の末、敗れた。6日午前0時からの激闘に国内のサポーターたちは寝不足を忘れて熱狂。中継したフジテレビ系の平均世帯視聴率は34・6%、瞬間最高視聴率は38・3%を記録した。サポーターたちは悔しさを募らせながらも、代表への感謝と4年後への希望を口にした。(視聴率はビデオリサーチ調べ、速報値)

 大阪・道頓堀の戎橋では、延長後半が終盤を迎えた午前2時30分ごろから、約20人の警察官を配備。試合終了直後から橋の欄干付近に立ち、警備体制に入った。しかし、戎橋はまばらに人が行き交うのみ。15人ほどの集団が飛び跳ねながら「オー!ニーッポーン!」と大合唱したが、騒動には発展せず。午前3時ごろには警戒態勢はほぼ解かれ、残った数名の警察官も気温10度を下回る寒空のもと意気消沈のサポーターを見守るだけだった。

 飲食店勤務の20代男性は「絶対勝てると思った…悔しいです」と唇をかむも、「本気で優勝という夢を見ることができた。限界まで戦った選手たちには感謝しかない」と健闘をたたえた。スポーツバーで観戦後に付近を通りかかった会社員の20代女性は「PKの時はみんなで肩を組んで祈るように見ていた」と店内の様子を話し、惜敗にも「しっかり切り替えて、また4年後!」と前を向いていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス