NHK夜ドラ、生理痛のリアル会話にネット共感と驚き「ここまでドラマで言及」

 11月30日に放送されたNHK夜ドラ「作りたい女と食べたい女」では、生理痛について、女性同士のリアルな会話が繰り広げられ、ネットでも多くの共感を呼んだ。

 ドラマは料理が大好きな野本さん(比嘉愛未)と、食べることが大好きな春日さん(西野恵未)の日常の触れ合いなどを描いた作品。とにかく大量に料理を作りたい野本さんが、同じマンションに住むたくさん食べる春日さんと知り合い、日々、料理をふるまっていく。

 ある日、野本さんが生理痛で動けなくなり、ベッドで伏せっていた。連絡がないことを心配した春日さんがスマホにメッセージを送ると、ナプキンも鎮痛剤も切れているが、起き上がって買いに行けないというメッセージが。春日さんは「ナプキンは普段何を使っていますか?」「鎮痛剤はどこのですか?」「食欲はどうですか」などと連絡。野本さんは「焼きおにぎり」とだけメッセージを送りベッドに倒れ込む。

 その後、春日さんは炊飯器とナプキン、鉄分補給飲料などを持って野本さんを見舞う。

 野本さんは春日さんに生理痛はつらいか?と質問。1、2日は大量に出血するが、生理痛は全く無いという春日さんに、野本さんは「PMSは重くないが、お腹と腰と頭も痛くなる」と自分の体調を説明。春日さんは婦人科受診を勧めたが、野本さんは「私ぐらいのつらさで行くもんじゃないのかなって…」と後ろ向き。

 これに春日さんは「その考え、危険だと思います」「今は低容量ピルで生理痛やPMSを軽減することもできる」「一度相談したら楽になるかもしれません」と助言する。

 ネットでは「生理の話もきっちり描いていて嬉しい」「生理痛の個人差が出てくるのも良い」「生理の時に優しくしてもらえるのは嬉しいよね」「その考えは危険ですってハッキリ言ってくれるの凄く良い」「ここまでドラマで言及してくれたの初めて見た。革命だ」「つらい生理痛をちゃんと取り上げたドラマってなかったんじゃないだろうか」などの声が上がり、女性の共感を呼んでいた。

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