宮崎哲弥氏、重傷の宮台真司氏を心配 共著多数、議論再開思案の矢先「びっくりした」

 評論家の宮崎哲弥氏が30日、日本テレビ系「スッキリ」で、社会学者の宮台真司氏が東京都立大のキャンパス内で首を切られ重傷を負った事件について言及。宮台氏と何冊も共著がある宮崎氏は「びっくりした」と驚きを隠さなかった。

 番組では、宮台氏が都立大キャンパス内で頭を殴られ首を切られる重傷を負った事件を伝えた。犯人は30日午前8時現在も逃走中。

 宮台氏との共著もある宮崎氏は「2000年代に時事評論のデュオ、2人組をやっていて、2000年超える頃からリアルな政治の場で、お互いの持ち場で展開していこうということで、コンビを解散したが、その後もそろそろお互い還暦も過ぎたので、再開しようかとぼんやり思っていたのでビックリした」とコメントだ。

 続けて「宮台さんと宮崎は全然違うタイプに見えるが、小室直樹という社会科学全般に通じた、影響を受けた人物がいて、そのベースがあっていろいろ展開した」と、2人が影響を受けたという社会学者の小室氏の名前を挙げ「小室直樹という人がエキセントリックだったので、宮台さんも言動にエキセントリックなところがあったが、私はそろそろ議論したいなと思っています」とコメントした。

 ただ犯人は現在も逃走中ということで「本当に心配」と表情を曇らせていた。

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