今年の本のベストセラーランキング「オリコン年間ＢＯＯＫランキング２０２２」が３０日付で発表され、タレント・厚切りジェイソン（３６）の著書「ジェイソン流お金の増やし方」（ぴあ）が、期間内売上４８・７万部で１位を獲得。ジャンル別の「タレント本」でも１位となった。

　上半期に続く年間ランキング１位は、樹木希林さんの「一切なりゆき」（文藝春秋）以来、３年ぶり。ジャンル「タレント本」による年間ランキング１位は、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹（４２）による「火花」（小学館）、前出の「一切なりゆき」に続く史上３作目の快挙となるなど、堂々の受賞となった。

　同書では、１５年にわたる自身の投資体験を元にした投資術や節約法を解説。ジェイソンは「非常に嬉しく、『ありがとうございました』の思いをまずはお伝えしたいです。皆様のおかげだと思っています」と感謝を伝えた上で「“自分の人生はどうなっているのか、どうなりたいのか”を考えたり、“自分の夢や欲しい未来をどう掴みにいくのか”、などを考えるきっかけになれたのであれば、社会に少しでも貢献できたのかな、と思っています」と喜びを語った。