前川清 20年ぶりに母校訪問&同窓会「原点」長崎に感謝し55周年へ弾み

 歌手・前川清(74)が26日、来年に迎える55周年に向け、故郷・長崎から第一歩を踏み出した。この日は「自分の原点」という長崎市の母校・長崎南山高校で同窓会に出席した他、地元テレビ局・長崎文化放送の生番組「トコトンHAPPYサタデー」に出演。さだまさし(70)に自ら制作を依頼し、長崎出身タッグで完成させた55周年の記念曲「昭和から」(来年1月1日発売)を初披露するなど、まずは地元からしっかり足固めした。

 母校訪問は20年ぶり。校門前で前川は「南山高校に合格し、長崎市に来たことが、人生では大きな転機。ここに進学していなければ今の自分はない」と、しみじみと語った。

 中学までは同県佐世保市で過ごした。同高は2年で中退したが、進学をきっかけに長崎市に転居。その後も暮らしたことで、クールファイブと出会い、歌手デビューし、50年以上も活動してきた。

 今回、創立70周年を迎えた母校から同窓会への出席依頼が届いた際も、そんな感謝の思いで快諾。会場では当時の野球部の仲間らと談笑するなど、旧交を温めた。「来年デビュー55周年を迎えられる自分があるのも南山高校のおかげ」とあいさつすると、多くの温かい激励が贈られた。

 記念イヤーとあって、年明けからは勢力的に活動する。「昭和から」の発売に続き、1月6日からは名古屋・御園座で藤山直美との座長公演。2月7日には東京・中野サンプラザで55周年記念公演と、ビッグイベントがめじろ押し。その前に「長崎でいいスタートが切れた」と、故郷での励ましは大きな力になったようだ。

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