宝塚歌劇団雪組トップスターの彩風咲奈が２５日、東京・東京宝塚劇場で主演のグランドミュージカル「蒼穹の昴」（２６日～来月２５日、同所）の開幕に先駆け、公開ゲネプロを行った。

　１９世紀末の中国・清朝王朝の紫禁城を描いた、作家・浅田次郎氏（７０）原作の同名小説を初の舞台化。きらびやかな衣装で宮廷を再現した。科挙試験に合格し、夢にひたむきに走る主人公を演じる彩風は「『どんなに苦しい時代も、希望をもって行動していれば運命は変えていける』。そんなメッセージをお届けできるよう、心を込めて舞台に努めてまいります」と意気込んだ。

　同公演は、トップ娘役・朝月希和のサヨナラ公演。