阪神・才木 W杯「めっちゃ面白い」同学年・上田綺世らに刺激「自分も熱くなってやれる」野球も盛り上げる 23日先発
23日のヤクルト戦(甲子園)に先発する、阪神の才木浩人投手(27)が22日、サッカーW杯北中米大会で列島を沸かせている日本代表に負けない活躍を誓った。海の向こうで躍動する同じアスリートに刺激を受けた右腕。気迫のこもった投球でファンを熱狂させ、チームを勝利に導く。
日本時間21日に行われた日本-チュニジアの一戦。才木はテレビにかじりついた。2ゴールを決めた上田綺世ら、同学年の選手が4人スタメンに名を連ね、世界を相手に活躍。「めっちゃ面白いなと思いながら見てました」と同じアスリートとして刺激を受けた。
サッカーW杯は世界的にみても注目度は桁違い。画面越しに伝わるスタジアムの熱狂ぶりに驚かされた。自身も24年プレミア12で日の丸を背負って戦った経験がある右腕。外から見ることで、改めてスポーツの与える影響を再認識した。「ファンの人たちが盛り上がっているのを見て、スポーツってすごくいいなと思った。野球でいったら3時間、その時間がグッと熱くなる。自分も熱くなってやれる(プレーできる)。そういうのができたら」と観客を熱くさせる投球を目指す。
23日の相手は、4月の前回対戦で2回6失点と打ち込まれたヤクルト。ただ、右腕は「もう終わったこと」と気にする様子はなし。「今の状態できるパフォーマンスできたらいいと思う。しっかり自分のボールを投げられたら」と自らのベストを尽くす。
得意の本拠地でも平常心で臨む。今季甲子園では、3勝2敗ながら、防御率は1・10と抜群の安定感を誇っている。吉兆データはあるが「数字がいいからそういう感じになってますけど、甲子園だからいいとか、個人的には別にない」と意識はしない。
交流戦では3戦勝ちなしと、なかなか結果が出なかった。レギュラーシーズン再開最初のカードとなった21日までのDeNA3連戦は、登板が予定されていなかった中で異例となる遠征に帯同。首脳陣もチェックする中で調整を続けてきた。
前回登板で威力を発揮できなかった、持ち味のフォークが直近の課題。「今年は(フォークで)空振りが取れて、三振も取れていた。それができないと、しんどくなる。しっかり決められるように頑張りたい」と感覚を研ぎ澄ませてきた。
この日は甲子園で行われた投手指名練習に参加。キャッチボールやダッシュなどで最終調整。他のスポーツからも刺激をもらった才木が、満員に膨れ上がる甲子園を熱狂させる。
