俳優のイッセー尾形が１８日、同日初日を迎える主演舞台「管理人／ＴＨＥ　ＣＡＲＥＴＡＫＥＲ」（２９日まで、東京・紀伊國屋ホール）の開幕直前の心境を、デイリースポーツなどにコメントした。

　ノーベル文学賞受賞のハロルド・ピンターが１９５９年に執筆した作品で、一人の老人と兄弟がある部屋を巡る物語。老人デイヴィスを演じたイッセーは「稽古場の壁にデイヴィス役の外国人俳優さんの写真。みなさん彫りが深くて知的な佇まい。叱咤激励されてます！」と語った。

　共演の木村達成は「いつもなら早く本番がしたいと思って稽古をしているのですが、今回は逆でした」と密な稽古期間を回想。入野自由は「一筋縄ではいかない作品で、幾度と無く振り落とされそうになりましたが、なんとか食らいつき、ここまで来ることができました」と回想した。