弓道ガールが射止めたグランプリ 新羅美玲さん800人の頂点、石原さとみが目標

 タレント・若槻千夏(38)、女優・菜々緒(34)、中村アン(35)らが所属する芸能事務所「プラチナムプロダクション」が主催するオーディション「シブスタ Shibuya Star Fes.2022」の決勝大会が3日、都内で開かれ、宮城県出身のアルバイト店員、新羅美玲(しんら・みれい)さん(21)がグランプリに輝いた。

 新羅さんは中学高校の6年間、部活で取り組んだという弓道の射法八節を披露して最終アピール。応募800人の頂点として名前を呼ばれると、手で顔を覆って「今までの人生で一番になることがなかったので、ビックリしてます」と喜びをかみしめた。

 今後は同社に所属して、小学校の頃からの夢である女優の道に進む。目標には石原さとみ(35)の名前を挙げて「早口なのに聞き取れる声質。私は声がこもるので、技術的にも憧れていて。女性からも男性からも愛される女優さんになりたい」と抱負。「恋愛よりミステリーが好きので、運動神経は良くなくてアクションは自信ないけど、刑事役をやってみたいです」と理想像を描いた。

 現在は地元でカフェ、スーパー、パン屋を掛け持ちでアルバイトする頑張り屋さん。賞金50万円は上京資金にあてるといい「東京が分からないので、最初は狭い家で安めのところがいいな」とシンデレラストーリーの“出発点”を定めていた。

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