元Ｖ６で俳優・タレントの井ノ原快彦（４６）が、ジャニーズ事務所の関連会社「ジャニーズアイランド」社長に就任したことが１０月３１日、分かった。２０１９年１月から同社の社長を務めていたジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏（４０）が、１０月３１日に退社。後任として白羽の矢が立った井ノ原は、自らもタレント業を行う“プレーイングマネジャー”としてジャニーズＪｒ．の育成にあたることになる。

　井ノ原新社長が、俳優・東山紀之（５６）、ＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓ・堂本光一（４３）とともに来年１月１日に東京・帝国劇場で開幕する舞台「ＪＯＨＮＮＹＳ’　Ｗｏｒｌｄ　　Ｎｅｘｔ　Ｓｔａｇｅ」の演出を務めることが３１日、分かった。井ノ原は演出家デビューとなる。

　１２年に初演され「ジャニーズ・ワールド」「ジャニーズ・アイランド」シリーズとして上演されてきたが、ジャニーさんが育てた作品を守りながら、３人が新風を吹き込む。出演は、ジャニーズＪｒ．ユニット・ＨｉＨｉ　Ｊｅｔｓ、美　少年、少年忍者ら。１８年に「ジャニーズ・ハッピーニューイヤー・アイランド」でジャニーさんと共同で演出を務めた東山、「ドリームボーイズ」など演出経験は豊富な光一が、井ノ原をサポートする。

　東山は「ＤＮＡの継承という意味で、反戦のテーマの部分は、きちっとつくっていこうかなと思っています」と話し、演者となるＪｒ．たちには「戦う集団でいたい」とゲキ。井ノ原は「今しかない輝きがある」と若い力に期待し、「あふれんばかりのエネルギーをいかに届けるか」と意気込んでいる。