「バンキシャ!」専門家 ハロウィーン危険群衆 スマホ拾いも厳禁 群衆雪崩起きる

 30日の日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」では、韓国ソウルの梨泰院で29日夜にハロウィーンで集まった人が殺到し、転倒するなどして多数の死亡者が出た事故と、東京・渋谷の人出などを特集した。

 出演した、群衆事故が専門の川口寿裕・関西大学教授は、韓国の事故前の身動きがとれずに、群衆が路地で揺れる状況を「密着している状態で、どこか1カ所で力を加えると、そのまま左右前後に伝わっていく」と説明。「隣の人にもたれかかりながら立っている状態ですので、どこかで人がすっとしゃがんだりすると、つっかえ棒が外れたような状態になり、その方向に一斉に人が倒れていく群衆雪崩の状況になる」と分析した。

 番組では、東京・渋谷の街にも多くの人が集まっていると報道。桝太一アナウンサーが注意すべき点を聞くと、川口教授は人混みについて「危険を感じたときには身動きとれなくなる。混雑を感じたら、その先にはとんでもない状況が待っているかもしれないと考えた方がいい」と指摘した。

 また、絶対にやってはいけないことを聞かれると、「密着状態になると、しゃがんだりする行動は非常に危険。たとえばスマホを落としたりして、拾おうとしてしゃがむということがきっかけで群衆事故が発生してしまう。一番被害を受けるのは本人になる。スマホはあきらめ、しゃがむという行動は避けた方がいい」と助言した。

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