コトー先生、白髪で帰ってきた 吉岡秀隆&柴咲コウが夫婦愛 16年ぶり続編が集大成

 制作報告会見に出席した(左から)高橋海人、吉岡秀隆、柴咲コウ、生田絵梨花(撮影・高石航平)
 完成報告会見に出席した吉岡秀隆
2枚

 俳優・吉岡秀隆(52)が26日、都内で行われた主演映画「Dr.コトー診療所」(12月16日公開)の完成報告会見に出席した。2006年にフジテレビ系で放送され、16年ぶりの続編を劇場版で描く今作では、コトー先生と、柴咲コウ(41)演じる看護師の彩佳が夫婦に。「完結編」と明言する中、僻地医療を通して命の尊さを描く秀作の集大成を誓った。

 16年の歳月を経て、すっかり白髪姿になったDr.コトーこと五島健助。島の診療所でともに支え合ってきた彩佳と晴れて夫婦になった。そのお腹には小さな命も宿っている。

 柴咲は「16年前は『星野彩佳』だったんですけど、『五島彩佳』として戻ってきました。コトー先生と結婚して、妊娠7カ月です」と照れ笑い。吉岡は「柴咲さんは16年前と全く変わっていない。凛とした観音様みたいな優しさ。でもちょっと怖いところもあったり。一言が重く感じたり、救われることがあったり」と“愛妻”の変わらぬ魅力を口にした。司会を務めたフジテレビ・軽部真一アナウンサーは思わず「ご結婚、妊娠、おめでとうございます!」と祝福した。

 待望の続編だ。中江功監督は06年にドラマが終了した後も吉岡とたびたび会いプランを温めてきたが、再集結が実現。コロナ禍により命の大切さを伝えたいという思いが募ったという。吉岡は「もう1度火をつけてもらった感じ。頭も真っ白になってしまって、随分時間がたってもう一度戻れるんだろうかという自問自答の日々でしたけど、一緒に同じ汗を涙を流した人たちがいたのでまたコトー先生に戻ることができました」と話した。

 これまで物語を彩ってきた泉谷しげる(74)、小林薫(71)、筧利夫(60)、大塚寧々(54)らレギュラー陣が再集結。新キャストとして、新米医師役のKing&Prince・高橋海人(23)、彩佳の後輩の看護師役で女優・生田絵梨花(25)が加わる。

 中江功監督は「見た方がどう思うかですが、完結編だと思います。僕にとって最初で最後の映画だと思っている。コトー先生は一回締めようと話をしました」と明言。今作が熱量の込もった集大成となる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス