倉持医師「発熱外来」めぐる政府方針を猛批判「法にふれ、気がふれています」

 「情報ライブ ミヤネ屋」「Nスタ」などに出演し、新型コロナウイルスの治療最前線の現状などを伝えている、宇都宮市のインターパーク倉持呼吸器内科院長の倉持仁医師が13日、自身のツイッターを更新し、発熱外来についての政府の方針を強く批判した。

 倉持氏は、政府が今冬の季節性インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行を想定し、発熱外来の受診を高齢者や小学生以下の子どもなどに限定するよう呼びかける方針を12日に固めたというニュースを引用。中学生以上、64歳までの基礎疾患のない人にはコロナの抗原検査キットで自主検査し、陽性なら自宅療養するよう促す方針だという。

 これに対して「こんな事を未だ言い続けるという事はこういう方向にしようという事でしょうか?皆保険制度を根幹から否定するとんでもない事。あり得ない!」とぴしゃり。「誰がどのような立場で意見し結論が決まったのかを公開し国民の是非を問わなければいけません。本末転倒意味不明。発熱したら負けの国!」と怒りをにじませた。

 続けての投稿では「元気な13歳から64歳は保険診療が受けられない。」とあらためて内容を解説。「こんな事をまともな人たちの会議で決まることはあり得ないので、まともな人を集めてもう一度決め直さなければ憲法にも医師法にも道義にも反します。法にふれ、気がふれています。」と激しく非難した。「これから感染者が増える時期を前にして制限をかける、国が滅びます。」と批判はとどまるところを知らなかった。

 倉持氏はこの日、TBS系「Nスタ」にリモート出演。「発熱外来」について解説した。

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