堂珍嘉邦&藤巻亮太 SDGsテーマ新フェス「BLUE-」で3度目コラボ

 CHEMISTRYの堂珍嘉邦(43)と、レミオロメンを経てソロで活動している藤巻亮太(42)が、今週末、新たに立ち上がる野外音楽フェス「BLUE EARTH MUSIC FEST 2022 in mito」(15、16日、水戸市千波公園ふれあい広場他)の初日にコラボ出演する。昨年からスタートし、今回が3度目となるコラボにかける思いと、新フェスへの期待を聞いた。

  ◇  ◇

 2人が急接近したのは、堂珍が自身のライブに藤巻を「面白いものができるかもしれない」と招いてから。藤巻は「(CHEMISTRYの楽曲は)圧倒的なものがあった」とする一方でソロ作品にも「ある意味ギターロック少年みたいな世界観」を感じ、「とてもステキだった。何かコラボレーションできたら面白いですねって」と振り返った。

 コラボ第1弾は昨年8月の「めざましライブ」。今年3月には千葉・市原でライブを行い「歌の迫力、歌にかける表現力、かける思いとか、歌ってすごいなって」(藤巻)「強さとか真っすぐさを隣で感じることができて。スピリットがピュアでステキだった」(堂珍)と互いの魅力を間近に感じた。堂珍は「フレッシュさを感じたり、次につながるワクワク感とか手応え、心地良かった瞬間があった」と説明した。

 今回、3度目の共演にあたり、藤巻は「エモーショナルな部分の共通点は、より強くしていくのも面白い。幅は幅として出せばいいと思うんで、それだけでもここでしか聴けない何かにはなっているんじゃないかな」、堂珍は「何でもできますよね、このユニット。お客さんあってというさじ加減とかバランスを踏まえて、何かミックスアップできるものとか、やっていけたらいい」と意気込む。

 新たに立ち上がる本フェスについて、藤巻は「(自然が)全部、演出じゃないですか。音楽って耳だけで聴くわけじゃない。シチュエーションが曲の持ってる違う表情を引きだしてくれる、演者の計算を超えちゃう部分があるのが野外の面白さ。言葉一つ取っても、秋の気持ちいい中だったら聴こえ方も違ってくると思う」と期待。

 SDGsがテーマとあって「僕は純粋にそういうバックボーン(実家が果物農家)があるので一緒に盛り上げたい。気持ちいい野外で、景色を味わいながら感じるままにやっていくと、初年度のお手伝いになるんじゃないかな」とも話す。

 音源制作などの活動も期待される。2人は「深まっていった時に面白いことができたらいいな」(堂珍)「僕が曲として投げかけて、カラッとした曲にカラッとした詞がついてみたいなことがあるかも」(藤巻)と、前向きに語っていた。

 ◆堂珍嘉邦(どうちん・よしくに)1978年11月17日生まれ、広島県出身。テレビ東京「ASAYAN」のオーディションを経て2001年、デュオ「CHEMISTRY」でデビュー。12年、本格的なソロ活動開始。17年、5年間の充電期間を終えCHEMISTRY再始動。俳優としてもミュージカル、映画などに出演。

 ◆藤巻亮太(ふじまき・りょうた)1980年1月12日生まれ、山梨県出身。2003年、ロックバンド「レミオロメン」の一員としてメジャーデビュー。代表曲に「3月9日」「粉雪」など。09年、紅白初出場。12年、ソロ活動開始。18年、主催する野外音楽フェス「Mt.FUJIMAKI」を地元・山梨で立ち上げた。

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