N党・立花党首 ガーシー議員国会除名「やれるもんならやってみろ」 政治暴露「遅い」批判は認める

 立花孝志氏
 ガーシー議員宛の登院を求める文書 立花孝志党首のツイッター@tachibanatから
2枚

 NHK党の東谷義和参院議員(ガーシー)が3日、参院本会議を欠席した。7月参院選で当選したガーシー議員は昨年末からドバイに滞在しており、当面は帰国せず、リモートなどで国会に参加したいとの考えを示している。

 N党・立花孝志党首は3日、ツイッターに、ガーシー議員宛に、参院議院運営委員会の石井準一委員長名で届いた書面写真をアップ。「去る9月30日の議院運営委員会理事会において、貴議員の今期国会会期中の海外渡航について協議しましたが、了承されませんでした。ついては、速やかに帰国の上、登院願います」と記されている。

 立花党首はYouTubeに動画を投稿。「ガーシーが国会に来ないということで、ご不満もあろうかと思います。彼が今後、直接的に政治家の暴露をするということも想定されておりますので、ちょっと遅いという気持ちは私も理解しておりますが、もうしばらく。秋の臨時国会には登院しません。来年通常国会には出てくるかもしれません」と理解を求めた。

 参院議運からの書面については「本気で除名をするとは思えない」との見方を示しつつ、「もし、辞めさせようという動きがあれば」と、制度的に無理があるとし、徹底抗戦するとした。

 「暴露されたらまずい人たちが国会議員をしているので。やれるもんならやってみろと。ガーシーを除名できるもんならやってみろというのが、私、党首の立花孝志の考えでございます」と述べた。

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