辻元清美氏、旧統一教会と接点公表に5日 住田弁護士「ご自分の口で」説明求める

 住田裕子弁護士が28日、フジテレビ系「イット!」に出演し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が判明した立憲民主党・辻元清美参院議員に「ご自分の口で説明を」と促した。

 辻元氏は安倍晋三元首相の国葬が行われた27日、自身のツイッターで2012年に旧統一教会の関連団体WFWP(世界平和女性連合)の勉強会に出席していたことを報告していた。立民の岡田克也幹事長も同日の会見で辻元の接点について公表していた。辻元氏は、関連団体とは「認識していませんでした」などとしていた。

 「イット!」では辻元氏が、自民党議員と旧統一教会との関係を厳しく追及していたと説明。辻元氏の事務所がFNNの取材に対して「教団との接点が判明したのは先週の木曜日(22日)」と答えたこと、公表が国葬と重なったことに対して、立民関係者が「偶然だ。毎週火曜日に開いている幹部の会合に合わせたものだ」と答えたことなども伝えた。

 辻元氏は27日に公表した文書で、勉強会に出席した経緯などを説明。その上で「勉強会には、かねてから知り合いの講師の方に誘われたこと、地域の公民館での小さな会だったことなどから、受領した領収証の内容を十分認識しないまま受け取っていました。今後、一層慎重に対応してまいります。」「今後も旧統一教会などに関する真相究明に努め、被害を受けた方々の救済に尽力してまいります。」などとつづったが、反省のコメントなどは出していない。公表までに5日を要した理由も明かしていない。

 日本維新の会・馬場伸幸代表は27日の会見で「あの人はブーメランのプロですから」と発言していた。「イット!」キャスターの加藤綾子アナウンサーは「人を追及する時は、自分はどうなのかということをきちんと確認してからというのが大前提だとは思うんですけれども。そうでないと追及してもパフォーマンスに見えてしまうような気がする」とあきれながら指摘。コメンテーターの住田氏も「批判のための批判に終わってしまいます」と同意した。続けて「まず、ご自分はどうだったかという反省の念を見せてほしいんですよね、本当に残念。批判の野党で終わってしまいます、これだけだと。ご自分の口で語ってほしいと思います」と反省の弁がなく、文書だけで公表したことを批判した。

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