元宝塚のトップスターで女優の真飛聖が２０日、フジテレビ系「ポップＵＰ！」にゲスト出演。大反響となった日本ハム戦で披露した「きつねダンス」について言及した。

　真飛は、８月２７日に札幌ドームで行われた日本ハム－ソフトバンクで、ファイターズガールと並んで「きつねダンス」を披露。きつねの耳を付け、しっぽをフリフリさせながら踊ったキレキレのダンスは、ＹｏｕＴｕｂｅの関連動画が計２００万回を超える再生を記録するなど大反響を呼んだ。

　俳優の三浦翔平がスタジオで「きつねダンスって可愛らしいダンスのイメージだけど、真飛さんが踊るとめちゃめちゃカッコ良くなる」と絶賛。真飛は「頂いた動画がけっこう、本当にキレッキレッダンスだったので。それを真似たんですけど。あんなのに仕上がっちゃって、可愛さゼロだった」と苦笑いしたが、三浦は「素晴らしい表現力」とたたえた。

　真飛は、本番の１週間前に「きつねダンス」の動画をもらうと、リビングに姿見の鏡を持ち込んで、毎日１日１０セット、ダンスの練習をしたという。「本当に汗だくになるまでやったんですけど…。やりすぎて、多分、ああなっちゃったかな。アレンジとか可愛さを入れていけばいいのに、何にも可愛くないきつねになっちゃって…」と反省していた。

　さすが元タカラジェンヌと思わせるダンスが大きな反響を呼んだことに、「バズルっていう言葉をあまり知らなくって。ちょっと『バズッてるらしい』って聞いて、『バズルってどういう感じなの？』って。そこからのレベルだったんですけど…」と戸惑っていたことを明かした。

　周囲からの反響ぶりを問われると、「意外と男性の方が『可愛かったです』とか言われると。普段、連絡ない方とか、あとは共演した方とか、スタッフさんとかにも、言われると。『意外と私のきつね、可愛かったのかな？』って」とまんざらでもなかった。