日本維新の会の鈴木宗男衆院議員が１５日、公式ブログに記事を新規投稿。旧統一教会と自民党議員の関係が問題とされている事態を「何か意図的、恣意的に批判しているような感じがする」と疑問視した。

　宗男氏は「旧統一教会と政治家との関りが連日報道されているが、有権者、国民は政治家を選べるが、政治家は有権者を選べない。」とつづり、「『応援します』と言われれば『有難うございます』と答えるしかない。『お手伝いに行きますよ』と言われれば『お願いします』と答えるのが常である。」と関わりが報じられた議員に一定の理解を示した。

　さらに「旧統一教会で霊感商法と言われる行為があり社会問題となったが、応援された、また、接点があった政治家がその御先棒を担かつぎ、協力していたならば問題だが、そのような話は今のところ出ていない。」と指摘。「私は旧統一教会との関りはないが、冷静に見て何か意図的、恣意的に批判しているような感じがする。」とした。

　さらに「思想、信条の自由を言いながら、それを否定したり政教分離を闇雲に言い、選挙と絡ませようとする一部勢力の言動をしっかりチェックする必要があるのではないか」と問いかけ「自分達に都合の良い身勝手な話を解釈する者達を許してはならないと私の経験からも警鐘を鳴らして行きたい」と宣言した。