宝塚OG杜けあき&鮎ゆうき、コロナに泣いた月組激励 杜「自重して体調守ってる」

 宝塚歌劇月組公演「グレート・ギャツビー」の囲み取材に出席した(左から)海乃美月、月城かなと、小池修一郎氏、杜けあき、鮎ゆうき=東京・東京宝塚劇場
 宝塚歌劇月組公演「グレート・ギャツビー」の囲み取材に出席した、初演キャストの杜けあき(左)と鮎ゆうき=東京・東京宝塚劇場
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 元宝塚歌劇団雪組トップスターの杜けあきと元雪組トップ娘役の鮎ゆうきが9日、東京・東京宝塚劇場で行われた宝塚歌劇月組公演「グレート・ギャツビー」(10日~10月9日、同所)の通し稽古と囲み取材に出席した。

 1991年、20世紀の米文学の最高峰と言われた同作を、雪組で「華麗なるギャツビー」として世界初のミュージカル化。初演キャストの2人が、月組トップコンビの月城かなとと海乃美月を激励した。

 杜は「宝塚っていいな。私の想像をはるかに超えてました」としみじみ。1番の思い出は、演出の小池修一郎氏の指導だという鮎は「先生が1番時間をかけたのが『きれいなおばかさん』のせりふ。本当に100万回ぐらいやった記憶があります」と振り返った。

 兵庫・宝塚大劇場での同公演は、関係者から新型コロナウイルス陽性者が出たため、計27日間の公演中止に。悔しい思いをした後輩たちへ、杜は「生徒は自重に自重を重ねて、体調も守っているはず。無事に1人でも多くのみなさんに、この素晴らしい作品を見ていただきたい」とエールを送った。

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