【The LDH Times】鶴屋美咲 “魅せ方”こだわる プライド芽生えた4年目の今

 Girls2のリーダー、鶴屋美咲(19)はグループデビュー4年目の今、“魅せ方”を徹底的にこだわる。6月の初アリーナ公演は収穫が多く、成長を実感。8月24日にリリースした7枚目のEP「Shangri-la」を引っさげて、今月3日からは2度目の全国ツアーが幕を開ける。ステージへのプライドが芽生えてきたという仲間と共に、ファンに進化を示す。

  ◇  ◇

 -EP表題曲「Shangri-la」の聴きどころは

 「おとぎ話の世界にいるみたいな女の子の、恋の楽曲です。それを歌でもダンスでも表現できていると思います。楽曲に合うように選んだ今回のメインボーカルは(増田)來亜、(隅谷)百花、(小田)柚葉。柔らかい声で歌うメンバーですね。EPとしては夏にピッタリな1枚になったと思ってます」

 -MVはグランピング施設での撮影で楽しそうな仕上がりに

 「想像していたよりも青春感が強くなりました。他のMVと比べて、より素の表情が出ているので、ファンの方に楽しんでもらえるかな。後悔点が一つあって。ホントは夜に花火やライトアップしてのダンスを撮影するはずが、大雨で中止になってしまって…。晴れ女を自称してるメンバーも、メンツが保てずで(笑)」

 -9月3日から全国ツアーがスタート。どんなステージになりそうですか

 「6月に3周年記念ライブをぴあアリーナMMで行って、初の単独アリーナ公演だったんですけど、その経験がすごく大きくて。魅せ方やステージの使い方だったり、色んなモノを吸収したので、今回のツアーに生かしたいと思っています。今までは『若さ』『激しさ』のイメージが強かったかもしれませんが、バラードのパートを強化したり、ボーカルで魅せるやり方を考えたり、表現の幅があるツアーになると思います。勢いだけじゃなくてしっかり魅せられるんだよ、って」

 -リーダーとして感じる成長や苦労は

 「私、指導力やまとめる力にたけてなくて。私たち、年の差は3つなんですけど上下関係はなく、センターも固定じゃなかったり、良くも悪くも足並みをそろえてるグループなんです。リーダーという立場だから指導するんじゃなくて、みんなで指摘し合えばいい、という考えで。出会った頃はみんな指摘もできず、どこか友達の延長でしたが、3年たってステージに対するプライドを、少しずつ持ってきたのかなと感じてます」

 -メンバー全員出演の恋愛バラエティー「この恋イタすぎました」(日本テレビ、木曜、深夜1・29)が今月からスタート。「おはスタ」など今までのレギュラー番組とは雰囲気が異なりますね

 「恋愛トークをすることはなかったですし、ましてやずっと活動してきたので恋愛経験も…な感じなので、急な挑戦の場を与えられました!実際に恋愛を学びながら、楽しくやっています。貢がないための方法とか、こういう人は口説き上手とか、情報としてインプットしておこうと思います。来年ハタチになると、お酒を飲む場で危険なこともありそうなので(笑)」

 -番組の再現VTRで演技もしていますが、女優業については

 「挑戦する場があれば、率先してやりたいです。アーティストとしての活躍の場を、俳優業と両立することで広げてる先輩方はたくさんいますし。元々、上京前から憧れていたE-girlsの石井杏奈さん。その代表格という感じですし」

 -今後への個人的な課題を挙げるなら

 「おはガール、アニメ声優、バラエティーとかもやってきている中で、私って色んなことに興味が向きやすいんですけど、ふと立ち止まったとき、好きなのは歌とダンス。それが本業だと思うので、そのレベルを上げ続けることは絶対に忘れたくない。土台はしっかり作りたいので、技術を磨いていきたいなと思ってます」

 -ハマっている趣味は

 「幼稚園から小学6年までピアノを習いごとでやっていましたが、今、弾き語りにハマっています。たまにSNSに上げたりして。ライブMCだったり、言葉にこだわりがあるので、作詞作曲にもすごい興味があって。今はiPadのアプリで作曲し、ためているので、勢いで出すのではなく、温めて将来出すことがかなえば」

 ◇鶴屋美咲(つるや・みさき)2003年4月18日生まれ、福岡県出身。小6からEXPG福岡校に通う。18年4月、「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」に主演。番組連動ユニットのmagical2でも活動。19年6月、Girls2として「ダイジョウブ」でデビュー。19~21年、「おはスタ」におはガールとして出演。

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