「山尾志桜里」として活動していた元衆院議員で弁護士の菅野志桜里氏が２６日、自身のツイッターを更新し、霊感商法対策を話し合う消費者庁の有識者検討会の委員になったことを報告した。

　河野太郎消費者相がこの日、閣議後の会見で、有識者検討会の初会合を２９日に開くと公表した。委員には、全国霊感商法対策弁護士連絡会で世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の被害者救済に取り組んできた紀藤正樹弁護士らも名を連ねている。

　菅野氏は河野氏の記事を引用し「この検討会の委員になりました。」と説明。「消費者契約法や宗教法人法などの課題を明らかにして、人の財産を搾取し人生を食いものにするような違法悪質な行為や団体を規制できるよう、具体的な提案をしていければと思っています。」と決意を示した。