Uターン渋滞AIで回避 位置情報を活用

 今年のお盆休みは各地の高速道路で10キロ以上の渋滞の発生数が昨年の4倍を超えると見込まれている。東京方面に向かう高速道路では、携帯電話の位置情報と人工知能(AI)を活用し、当日の人出を基に上りの所要時間を予測するシステムを相次いで導入し、高速道路各社はインターネットで公開。混雑時間帯の通行を控えるよう協力を呼びかけていて、うまく使えばUターンラッシュを回避できる可能性がある。

 NTTドコモが携帯電話の基地局を通じて収集したエリアごとの人口分布のデータを活用。東日本高速道路は2017年、千葉と神奈川両県を結ぶ東京湾アクアラインで当日午後の混雑時間帯を知らせる「AI渋滞予知」を始めた。中日本高速も昨年10月から東名高速道路の御殿場ジャンクション(静岡県)-東京インターチェンジ間の所要時間予測を毎日午後2時ごろ提供している。

 中日本高速の担当者は「今年は新型コロナウイルス禍前と似たような交通集中が予想される。帰宅前に予測を確認し、食事や寄り道でタイミングをずらせば快適なドライブができる」と話している。

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