桑野信義 がん手術直後 夢に志村けんさんが登場した不思議体験明かす「付いて来ちゃダメって」

 昨年2月に大腸がんの手術を受けた「ラッツ&スター」の桑野信義が9日放送のNHK Eテレ「ハートネットTV 私のリハビリ・介護」に歌手の岡村孝子と出演した。人工肛門を装着する15時間におよぶ手術のあと、「バカ殿」シリーズで長年共演した志村けんさんが夢の中に現れたという。

 桑野は手術を受けたころの写真を見ると目を潤ませ、「思い出しますね。15時間の手術大変でしたねと言われるんですけど、私、麻酔していたから分からないんです」と苦笑まじりに振り返った。

 夢に志村さんが出て来た話をふられると、「出てきましたね。ニコニコ笑っていて、そば屋のセットで(志村さんが)一人で飲んでいるんですよ。師匠、飲んでいるのかなと思ったら、こっちを見ながら『桑ちゃん、飲みに行くか』と言われた」と話し出した。

 「『はい、行きます』って言って、そのままセットから歩いていくのを追いかけて行ったんです。外に出たんですけど、志村師匠はいなくなっちゃったんです」と続けた。桑野は「今考えると、『お前、俺に付いてきちゃダメだぞ。まだそっちに残って仕事しとけよ』っていうメッセージだったのかな」と想像を巡らせた。

 志村さんは2020年3月に新型コロナウイルスによる肺炎で死去した。

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