元衆院議員の金子恵美氏が９日、ＴＢＳ系「ゴゴスマ～ＧＯＧＯ！　Ｓｍｉｌｅ！～」に出演。１０日に岸田文雄首相が内閣改造に踏切るのにあたって、萩生田光一経産相が「俺は（政権の）骨格じゃなかったのか」と記者会見で語ったことについて「萩生田さんらしい」と論評した。

　萩生田氏は９日、記者会見で内閣改造について「こんなに人が代わって大丈夫なのかという思いがあるので、継続してやっていることが望ましいのではないかと僭越ながら思っているし、一部報道で骨格は維持すると出ていて、俺は骨格じゃなかったのかという…」とこぼした。

　この発言に対して、司会の石井亮次アナは、「岸田首相に対する嫌みということでいいですか？」と金子氏に見解を問うた。金子氏は「萩生田大臣らしいというか。ウイットに富んだというか。チクリとおっしゃる言い回しが萩生田大臣らしいと思いました」と言葉を選びながら話した。

　「そういう方なんですね」と鈴木紗理奈から聞かれると「嫌みなわけではなくて、こういう風に言うと、こういう風に言えるんだなと」と回答。「経産大臣を継続したいというのは、文部科学大臣のときもそうだった。自分が取り組んだことは継続してやっていきたいというのはもちろんだと思う」と話し、エネルギー政策など取り組んできたことを引き続き行いたい思いがあることを理解。その中で報道が出たことを「チクリと言っておきたいと。萩生田大臣節でさすがだなと思った」と評価した。