恵俊彰「逆ギレのように見える」 山口環境大臣が一転「今後は気をつけたい」繰り返しに
タレントの恵俊彰が9日、TBS系「ひるおび!」で、山口壮環境大臣が、旧統一教会関連イベントに祝電を出していたことに、何を聞いても「今後は気をつけたいと思います」と繰り返したことに「逆ギレのように見える」と嘆いた。
この日は連日取り上げている旧統一教会と政治家との関係について特集したが、その中で、祝電は「来たものは全部出してます」という山口環境大臣の会見を取り上げた。
山口大臣は旧統一教会関連イベントに祝電を出していたことを明らかにしているが、5日の会見では「どういう団体かはよく分からないが、事務所としては、祝電出していただけますかって言ったら出してた」「もう一回いいますよ。どっからでも来たものは全部だしてます」と話していた。
だが8日の会見では何を聞かれても「今後は気をつけたい」を繰り返すばかり。これに恵は「この会見を見て不快に思う人も多いと思う」と切り出し「2日目(の会見は)気をつけます、気をつけます…逆ギレのようにも見える。これを見て自民党への不信感、大臣に対する不信感が上がってくるのかなと…」との印象を語った。
八代英輝弁護士も「記者の質問に答えているが、見ているのは国民。目の前の記者に逆ギレの態度を取っても、結局国民から、この人こういう態度で向き合うのかと見えてしまう。なんの得もない」と山口大臣の態度を疑問視。
政治評論家の田崎史郎氏も「会見を聞いて腹立たしくなるのは、自分たちが祝電を打つことで、ある種お墨付きを与えている。それで被害を受けた人がいるのに、その人達に対する気持ちが全く無い。当たり前のことをやっているとしか聞こえない」と指摘していた。