生稲晃子氏「優しくも闘える政治家に」安倍氏の自宅弔問し当選を報告 昭恵夫人から激励

 安倍元首相の必勝祈願のため書きの前で抱負を語る生稲晃子氏
 必勝だるまに目入れをする生稲晃子氏
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 第26回参院選では11日、全125議席の当選者が確定した。元おニャン子クラブメンバーで、自民の生稲晃子氏(54)は、東京選挙区で初当選。応援演説などでサポートを受けた安倍晋三元首相をしのび「当選が恩返しだと思っていた」と声を震わせた。女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバーとして活躍した自民党の今井絵理子氏(38)は、空が白み始めて、比例代表で再選を果たした。自民党は単独で改選過半数の63議席を確保し、大勝した。

 初当選から一夜明け。生稲晃子氏は東京・八重洲の選挙事務所で当選報告会を行い、安倍氏へのあふれる感謝を伝え誓いを立てた。

 会場に現れた生稲氏は神妙な面持ちで「一緒に喜んでくださるはずの安倍元総理大臣がいらっしゃらないこと、まだ信じられなくて受け入れることができない」と改めて追悼。選挙期間中、4度も応援に駆けつけてくれた恩師へ「たくさん応援していただき、本当に良かったです。きっと昨日はどこかで見ていてくれたと思います。なかなか当確の出ない私にヒヤヒヤしていらっしゃったと思うが、当選することが安倍先生への1つ目の恩返し」と感謝した。

 報告会前には、喪服に身を包み、萩生田光一経済産業大臣と共に都内の安倍氏の自宅を弔問。真っ先に恩師に当選を報告した。深い悲しみの中にある安倍昭恵夫人からは逆に「決してタレント候補なんかではなく、本当に地道にさまざまな経験を積んできた。ぜひ国会でお勤めください」と激励の言葉を受けたことを萩生田氏が明かした。

 安倍氏がしたためた必勝祈願の文字の前で生稲氏は「人の痛みがわかる優しい政治家になりたい」と決意表明。表情を引き締めて前を向いて「安倍先生がおっしゃっていた『闘う政治家』は、まだまだわかっていないかもしれません。でも、優しくも闘える政治家を目指していきたい」と安倍氏の遺志を引き継ぐことを誓った。

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