板野友美 アイドル経営者への中傷も「自分たちでお金出してる」コスト管理もシビアに

 元AKB48の板野友美(30)が21日、フジテレビ系「ポップUP!」の特集に登場。アパレルブランド「ROSY LUCE」の社長業に奮闘する様子が密着された。

 すべてオンラインで販売する同ブランドの商品は、5月に販売開始すると、約2時間で完売したという。

 番組では取引先とコストに関して語る場面も登場。「原価率の出し方とか、何パーセントの利益出るかをちゃんと計算しないと会社つぶれちゃうんで」と話し、製造メーカー担当者も「経営者としての数字の管理もしっかりしているので、(金額の)折り合いをつけるところも真剣に緊張感を持ってやっていますね」と感心していた。

 スタートするにあたっては「在庫を抱えない形で少しずつやっていきたい」と、少ない数でも作ってくれる製造メーカーに自ら足を運び、断られることも多かったという。「壁に何度もぶち当たりました。社会の厳しさを痛感しています」と板野。

 さらに、アイドル経営者への偏見が多く、「何も責任を負わない広告塔だけの代表取締役だろう」「バックには資金をフォローする人がいるんじゃない?」というバッシングがSNSに多く寄せられたという。

 それでも板野は「ちゃんと自分たちでお金を出しているし、100%自分たちでやっている」と胸を張り、「絶対に最初からいいねと評価されることの方が少ない。最初は何度も失敗したり、壁が来るけど、それを乗り越えてどんどん良くなっていくというのが普通だと思うので、最初のマイナスの意見とかは、基本的にしょうがないなと思っている」と語る。

 2021年1月に結婚したプロ野球・ヤクルトの高橋奎二投手との間に、昨年10月、長女が誕生した。当初は育児に専念していたが「子どもと2人きりだと子どもの世界になっちゃう」と子育ての喜びとともに辛さを感じ、「いったん離れてみて、仕事に行ったら、大人の人とちょっと話すだけでリフレッシュできた」という。

 それをきっかけにアパレルブランド立ち上げへ一念発起した。「お母さんではあるけど、自分の人生があるじゃないですか。ちょっと自分の人生に戻れただけで、明日も育児を頑張ろうと思えたり」と話す板野。周りの協力を得ながら、育児と仕事を両立している姿を発信していくことで、女性が子育てしながら働きやすい社会にしていけたらという思いがあるという。

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