「カムカム」るい・深津絵里がひなた・川栄李奈のためにサプライズで声だけ出演

 女優・深津絵里が17日、TBS系「A-Studio+」にシャドー出演した。この日のゲストは元AKB48で女優の川栄李奈。今年4月まで放送されていたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では深津が母・るい、川栄が娘・ひなたを演じていた。

 MCの笑福亭鶴瓶が大阪を訪れ、「カムカム」の制作統括だったNHKの堀之内礼二郎氏とチーフ演出の安達もじり氏を取材。深津はこの取材現場に東京からわざわざ駆けつけたという。

 深津は私服ですっぴんだったため、写真にすら写ることはなかった。ただ、取材現場を訪れた瞬間の映像は残っていた。堀之内氏が最初に気付き「え?え?」とオロオロ。深津が「深津絵里と申します」とあいさつしたが、マスク越しで聞き取りにくかったようで、鶴瓶は「え?」と再確認。深津が再度「深津絵里です」と言うと、鶴瓶は「あっホンマや。何してんの。分からへんよ、そんなん急に来たら。サプライズ過ぎるやろ」と素で驚いていた。

 “ひなた”のために、大阪に足を運んだ“るい”の愛に川栄は「えー、すごい。ウソでしょ。感動」と大感激だった。鶴瓶によると、深津はひなた役が決定する前に川栄を見て「ひなただ」と感じていた。最初に会った時と、クランクアップ後の写真を見比べるとまったく様子が違っており「川栄さんはものすごい苦労してる。役を乗り切った。いい仕事をした」と語っていたという。

 鶴瓶はさらに、深津のコメントを代読。深津は、3人でヒロインをバトンタッチする特殊な形の中で「死ぬほど」苦しんだが、「その分喜びもあるので、川栄さんにもその感覚というのを何とかわたしなりに伝えたいと思っていた」という。「とにかくぶっちぎりにヒロインとして輝いてほしい」と思っていた。

 母親役でありながら、自身も娘としての物語もあり「見守ってあげることが中途半端にしかできなくて、そこは本当に心残りです」とじくじたる思いがあったことも告白。オンエアで川栄がいい演技をしているのを見ると「『よし、ほらね』って誰の目線なのか分からないけど、勝手にずっと喜んでいました」と温かく見守っていたという。“母”の思いを知り、川栄は「えー、うれしい」と喜びをかみしめていた。

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