国民的人気アニメ「ドラえもん」（テレビ朝日系。土曜、後５・００）の主要キャラクターで、作中では壊滅的に歌が下手なことで知られるジャイアンこと剛田剛が、７月２０日に“歌手デビュー”を果たすことが１５日、分かった。発売元の日本コロムビアが発表した。

　ジャイアンの誕生日の６月１５日に合わせて、１１日の「ドラえもん」は「ジャイアン誕生日スペシャル」と題して放送。その中で、ジャイアンによる新曲として披露された「ジャイアントドリーム」が、７月２０日に配信限定でリリースされる。

　現在、ジャイアンの声を演じている声優・木村昴（３１）が、歌唱および作詞を担当。カップリングには、作中でジャイアンの“テーマ曲”とも言える、先代のジャイアン役声優・たてかべ和也氏が作詞した「おれはジャイアンさまだ！２０２２」を収録。関係者によると、「ドラえもん」の主題歌はこれまでも日本コロムビアからリリースされており、今回も「一連の流れで販売に」至ったという。

　８月２４日にはジャイアンのソロ楽曲や仲間たちとの歌を集めたコンピレーションアルバム「ジャイアンのスーパーリサイタル」もリリースが決定。リサイタルを開くほど歌好きで歌手志望ながら、歌唱シーンでは「ボエ～」「オエ～」などの擬音が用いられるほど「音痴」「歌下手」なジャイアンの歌手活動に注目が集まる。