競馬のＧ１レースの予想で本命馬がことごとく負けることから「粗品の呪い」と呼ばれている、漫才コンビ霜降り明星の粗品が４日、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを更新。５日に出走する安田記念（Ｇ１）の予想を公開した。

　パジャマ姿で「どうも生涯収支マイナス１億円くんです」と挨拶。「僕が買ったら来ません。カッタラキマセン」と宣言した。

　その後に発表した本命は（１３）ソングライン。一番人気が予想される（９）シュネルマイスターは「臨戦過程が気になる」と本命から外し、昨年のＮＨＫマイルカップでシュネルとハナ差２着まで迫ったソングラインを抜てきした。ソング軸でカラテ、ファインルージュ、シュネル、セリフォス、イルーシブヴパンサーへ馬連５頭流しの買い目を発表した。

　粗品は、５月２９日の日本ダービーで一番人気のダノンベルーガを本命予想したが４着に敗れたのを筆頭に、本命とした馬がのきなみ負けており、春のＧ１は全敗。そのおかげで粗品の予想を逆に利用するファンも増え、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルは登録数を１００万人を突破するなど注目を集めている。

　この日も「これで心おきなくソングラインを切れます！ありがとう」「いつも参考にしてます！」というコメントが寄せられた。さらに「自分の本命とかぶったときの絶望感はガチ」「カッタラキマセンを２回言うことで呪いを倍増させるの好き」と粗品の“予想漫談”を楽しむファンが集まっていた。