女王蜂アヴちゃん 関西は「コメディー・ゴッサム・シティ」地元凱旋で熱弁
ロックバンド「女王蜂」のボーカル・アヴちゃんが29日、大阪市内で、主演を務めた劇場アニメーション「犬王」の舞台あいさつに、W主演の森山未來、湯浅政明監督と登壇した。
神戸市出身のアヴちゃんは、関西について「コメディー・ゴッサム・シティ」と、アメリカンコミック「バットマン」に登場する架空の都市になぞらえて表現。「小さい頃からオチのない話をすると『オチ、ないの?』って言われて、たたき上げられた場所」と話し、笑いに厳しい環境で鍛えられた幼少期を明かした。これには、同じく神戸市出身の森山も「(会話に)オチが込み」と共感。賛同を得たアヴちゃんはさらに加速し、「性(さが)なんですよ、関西人全員に備わっているアプリ」と熱弁し、会場を盛り上げた。一方、福岡県出身の湯浅は「僕はそういう教育は受けてないので」と冷静に話し、笑いを誘っていた。