若狭勝弁護士 田口容疑者が本当に全額使っていたら「事実上町の泣き寝入り」

 弁護士の若狭勝氏が19日、TBS系「ひるおび!」で、阿武町から誤送金された金を口座から移した電子計算機使用詐欺罪の容疑で逮捕された田口翔容疑者のニュースについて、もしもお金をすべて使っていた場合、町側は「事実上泣き寝入り」となると指摘した。

 番組では前夜逮捕された田口容疑者のニュースを特集。出金記録も公開され、11日で計34回の出金があったことなどを伝えた。

 田口容疑者は誤送金の金と知りながら、その金を動かし、ネットカジノに使ったと話しているというが、それが事実かどうかはまだ不明だ。

 若狭弁護士は「(お金が)残っていれば、町としては非常に朗報だと思います。今の時点では使い切っちゃったということで、回収できないので」と、もしもどこかにお金が残っていれば、町にとっては大きいとしたが、もしも田口容疑者の言葉通り、全額なくなっていたら「事実上(町の)泣き寝入り」になるとした。

 「資産がこの容疑者にはないと思われますので、ほとんどアウト。町としては回収のしようがないといっても過言ではない」と絶望的な状況になると指摘。

 元大津市長で弁護士の越直美氏も「民事裁判で勝った上で、後々働いた上で少しずつ回収するとか、そういうことしかない」と説明していた。

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