古市憲寿氏、コロナ騒動は政府、マスコミが「あおった面もあった」

 社会学者の古市憲寿氏が14日、テレビ朝日系「中居正広のキャスターな会」に出演し、新型コロナウイルスについて伝える際の反省点について語った。

 古市氏がコロナの有識者会議に出席したという話題。古市氏は「マスコミに出てる人間が会議に出ることも大事かなと思って」と意義を強調した。

 古市氏は2009年に新型インフルエンザの流行があり、13年には政府の行動計画が示されていたと説明。病床確保や経済活動について計画されていたにもかかわらず、うまく生かされなかったことに「モヤモヤしていた」と語った。有識者会議では、今後同じように感染症の拡大が起こった時に「騒がないでいいようにちゃんと準備をしましょう」と提案したという。

 コロナにまつわるさまざまな騒動については「政府やマスコミがあおった面もあったと思うんですよ、正直」と分析。MCの中居正広が「それって、あおってた部分もあるんですか、意識的に」と確認すると、古市氏は「正義感だったりとか、善意だと思うんですけど、絶対に。みなさんが緊張感を持って『コロナを広げてはいけない』という善意の下でいたと思うんですけど、結果的に過剰反応になった部分はあると思うんですね」と認めた。続けて、コロナで過熱してしまった「過剰」な部分を通常に戻すために「政治が責任を持って『マスクをもうしなくてもいいですよ』っていうことを言っていかないといけないかなっていう気がします」と政治の力の必要性を説いた。

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