木村太郎氏 9日のプーチン大統領演説「語ることあるんですかね?」引退説も
ジャーナリストの木村太郎氏が8日、フジテレビ系「Mr.サンデー」に出演。ロシアのプーチン大統領が、9日の対ナチス・ドイツ戦勝77年を祝う記念日の演説で、長期化するウクライナ侵攻についてどう説明するか注目が集まっていることに、「語ることあるんですかね?」と指摘した。
米メディアなども「勝利なき戦勝記念日」と報じているとし、「掲げるものが何にもないのに、どういう言い訳をするんだろう」と語った。
「このごろロシアがよく言ってるのは代理戦争をやってると。相手はウクライナだけれども、NATO、アメリカと戦争やってるんだと。おそらくそれを言って、自分たちが劣勢でもしょうがないんだと、言い訳するんじゃないですかね」と分析した。
また、今後のロシアについてプーチン大統領が「9日以降にがんの手術を受けるために、指揮権を手放し引退する」説もあると紹介し、「もしかすると、ここで具合がわるいと、そのまま引退してしまうんじゃないか」と説明した。ほかに「クーデター」説のウワサは絶えず、チェチェン共和国が絡む「内戦」説もあり得ると解説した。
