立川志らく、因縁「笑点」出演 円楽代演 過去には「生涯笑点に出ない」宣言も
落語家の立川志らく(58)が日本テレビ系「笑点」の大喜利に初出演することが5日、分かった。同番組は15日の放送で満56年を迎え、志らくは脳梗塞のため現在リハビリ中の三遊亭円楽の代演として、同日と22日に出演する。
1966年に放送を開始した「笑点」の初代司会者は立川談志さんが務めた。その談志さんの直弟子が笑点の大喜利に出演するのは初めてで、56年の歴史を誇る同番組に、新たな1ページが刻まれることになる。
志らく自身、これまで著書やYouTubeなどで「笑点」に対して批判的なコメントを展開。“落語イコール笑点”というイメージを嫌い「生涯笑点に出ない」という宣言をしていたが、芸歴を重ね「笑点ってのは大事な番組。日本人が落語を忘れなかったのは、笑点のおかげ」と番組への思いの変化もYouTubeで口にしていた。因縁深い番組への“殴り込み”。大喜利の展開にも注目が集まりそうだ。