株式会社TOKIO 新プロジェクト「TOKIO-BA」 福島に約8万平米の土地購入

 人気グループ・TOKIOが運営する株式会社「TOKIO」が、5日から新プロジェクトを始動することが4日、分かった。その名も「TOKIO-BA(トキオバ)」。「TOKIOが手掛ける場所」という意味が込められており、福島県西白河郡西郷村の約8万平米の広大なフィールドを購入。そこで何をするか全国のファンからアイデアを募り、ともに考え、ともに形にしていくという壮大な事業だ。同時に株式会社「TOKIO-BA」も立ち上げ、社長に就任した国分太一(47)がこのほど、取材に応じた。

 「地球の1ピースを手に入れました」。国分はそう声を弾ませた。

 住所は福島県西白河郡西郷村大字小田倉字伯母沢90-1。栃木県との県境に位置する村にある、東京ドーム2個分の大地が「TOKIO-BA」だ。そこにはまだ何もない。何をするかも決まっていない。それをTOKIOと一緒にイチから考え、育てていく。

 「何もないってめちゃくちゃ楽しくない?って。何をしたらいいかって皆さんからアイデアを募って、それを形にしていこうという。ゴールを決めずに、このフィールドがどう変化していくかを全国の皆さんと一緒に楽しめたらいいなと」。近日中には、オリジナルアプリ「TOKIO-BA」が公開予定で、そこでアイデアを共有していく。

 アウトドア好きな国分が約2年前から温めていた構想。場所は福島を迷わず選んだ。「僕らは福島で育てられた部分もありますし、もっともっと福島の魅力を伝えてきたい」。東京からは車で約3時間ほどで「福島の南の玄関口ということで、ここをスタートしてどんどん福島を上っていってもらえたら」と恩返しの思いを口にする。

 都心では叶えられない広大な土地。発想は無限だ。「例えば凧(たこ)も揚げられるし、拾ったものでDIYもできる」。イベント開催だってあり得る。災害の際の避難所としての活用の選択肢も浮かぶ。何より、この場所を作っていくことに「参加してもらう」ことが今プロジェクトの最大の目的だ。

 「これもエンターテイメントなんでしょうね。ジャニーさんが教えてくれたこと。ひとつひとつをエンタメにしようって」と国分。息づく恩師のイズムを胸に、TOKIOにしかできない夢プロジェクトを成し遂げる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス