女優への性行為の強要が２３日の文春オンラインで報じられた俳優・木下ほうか（５８）が２８日、所属事務所「カクタス」からマネジメント契約を解除されたことが分かった。公式ホームページで、本人と話し合いの末の「合意」の上で、「マネジメント契約を解消」したと発表された。木下は４月５日からＮＨＫ総合でスタートする山下智久主演の連続ドラマ「正直不動産」（火曜、全１０話）に出演が決まっていたが、「降板を申し入れ」たと報告。放送直前のドラマだけに編集作業など甚大な影響は避けられない。

　木下は、３月５日に自身のインスタグラムで、「正直不動産」のロケに参加していることを報告するなど、同ドラマの収録は進んでいた。ツイッター、インスタともに３月１７日を最後に投稿が止まっている。

　１８日には、木下と親交のある映画監督で俳優の榊英雄の「性加害」報道に対し、是枝裕和監督や西川美和監督らは「私達は映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します」と宣言した。

　２８日午後８時時点で木下自身のコメントは発表されておらず、木下のインスタのコメント欄には批判の声が集まり、炎上。「詳細通りならきちんと謝罪会見するべきだと思います（中略）きちんと、逃げないで謝罪していただきたいと思います」「ダンマリなんですね」「事実なら悲しい。自分の口で真実を伝えて頂きたい」「残念でなりません」などの声も届いている。

　なおインスタには、直近約１カ月で自慢のロレックスの腕時計の写真が４回（４種類）も投稿されている。