橋下徹氏、ロシアとの「政治的妥結」説く「お花畑」のウクライナ抵抗論に反論

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が26日、自身のツイッターに新規投稿し、ロシアの侵攻が続くウクライナ情勢について「政治的妥結」の必要性を説いた。

 橋下氏は「勇ましいだけのお花畑論から訣別」することを主張。戦争前は「軍事力の均衡、メンツの均衡、対話パイプの確保・強化」が必要であり、戦争が始まれば「一般市民の犠牲をどう防ぐか」を考えることが必要とした。戦争終結のために「複数プロセスのシミュレーション」をしなければいけないとした。

 その上で「降伏と政治的妥結は異なる」と断言。「戦闘によって終結を目指すのか、政治によって終結を目指すのかだ」と違いを説明した。一般市民の犠牲が拡大するまでは「徹底的に戦って敵を潰せばいい」としたが、犠牲が拡大した場合には「政治的妥結を目指すべき」とし、ウクライナ情勢ではロシアとNATOが政治的妥結をするべきと主張した。

 ロシアに譲歩せずに、抵抗を続けるウクライナを称賛する声もあるが「一般市民の犠牲がどこまで拡大しても已むなしとする戦争指導が日本で行われることに、僕は反対する」ときっぱり。ただウクライナを激励するだけの声に対しては「戦争の悲惨さ、死の恐怖を知らないお花畑戦争指導だ」と現実に目を向けることを求めた。

 その上で「一般市民の犠牲が拡大したなら政治的妥結しかない」と再度強調。「そうならないように軍事力の強化が必要」と防衛力を高める必要性も付け加えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス