国連総会 非難決議賛成多数 ロシアの国際的孤立浮き彫りに

 国連総会(193カ国)は2日、ロシアによるウクライナ侵攻を巡る緊急特別会合で、ロシアを非難しウクライナからの無条件での即時撤退を求める決議案を賛成多数で採択した。賛成が141、ロシアなど反対5、中国やインドなど棄権35だった。日米など96カ国が共同提案。圧倒的な賛成票を集めての採択で、ロシアの国際的孤立を浮き彫りにした。

 総会決議には安全保障理事会決議のような法的拘束力はないが、国際社会の総意としての意味を持つ。当事者のロシアが常任理事国として拒否権を持つために機能不全の安保理が40年ぶりに要請した異例の特別会合で、ロシアに対して侵攻中止を強く迫った。

 バイデン米大統領は「ロシアによる恐ろしい攻撃に対する世界の憤りの大きさ、前例のない世界の結束を示した」と称賛した。

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