「弓立社」創業者・宮下和夫氏 すい臓がんで死去、79歳

 宮下 和夫氏(みやした・かずお=出版社「弓立社」創業者)2月10日午前10時57分、すい臓がんのため東京都内の病院で死去、79歳。神戸市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長男亮(りょう)氏。

 1972年に弓立社を設立。思想家吉本隆明氏の著作を中心に、小林信彦氏「セプテンバー・ソングのように」、森伸之氏「東京女子高生制服図鑑」などを刊行。後者は制服ブームの火付け役となった。著書に「弓立社という出版思想」がある。2011年、社をジャーナリスト小俣一平氏に譲った。

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