【山田美保子のミホコは見ていた!】トークもいける!望月琉叶

 23日にリリースした3rdシングル「ピンクのダイヤモンド」が好評な望月琉叶(るか)。「第63回 日本レコード大賞」で新人賞を獲得した“演歌第7世代”で、アイドルグループ「民族ハッピー組」のメンバーでもあり、グラビア界からもオファーが殺到する“3刀流”として通っている。

 身長153・5センチ、体重42・5キロ、スリーサイズB83/W58/H82は、往年の黄金アイドルサイズ。実際、会ってみると、驚くほどスリムだが、グラビア撮影を頻繁に経験しているだけあって立ち姿が美しく、ポーズの取り方もモデルのように巧い。

 本田美奈子.さんのようなクールでアンニュイな大人っぽい表情をみせたかと思うと、中森明菜のような目ヂカラをファンに送りもする。そして歌いはじめると、パンチのある抜群の歌唱力と表現力で、ワンフレーズ目で人々を魅了してしまうのである。

 が、望月琉叶の魅力はそれだけではない。バラエティ専門放送作家の私としては、彼女のトーク力に注目しているところ。これまで3回、短いインタビューをさせてもらっているが、とにかく頭の回転が速くて驚かされた。すべての質問に対して、短いセンテンスでストレートな答えが返ってくるのだが、無理にサービスを盛り込んだり、いわゆる“ぶっこみ”をしたりすることもナシ。変に、頑張りすぎないので聞いていて心地いい。

 トークバラエティや情報番組にも「出てみたい」と言い、具体的なタイトルも挙げた望月。お笑いだけでなく、ジャーナリスティックな番組も好んで視聴しているそうで、確かに論客としてのニーズもあるとみた。

 今は男性ファンが圧倒的に多いのかもしれないが、望月琉叶は女性に嫌われないタイプだとも思う。専門的に美容の勉強もしているそうなので、同年代の女性に対し、アイドルとしてのメイクや、演歌を歌うときのアップヘアの作り方などを伝授してみたら、ファン層はさらに広がると思った。

 コロナ禍は才能ある人でも、なかなか売り込む場がないものだが、引き出しがたくさんある望月琉叶なら大丈夫。応援している。

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