藤井聡太新王将 快挙達成に地元・愛知県瀬戸市も歓喜「歴史的瞬間」、「大スター」

 藤井聡太四冠が王将を奪取し、最年少での五冠達成を伝える号外を見る女性=12日夜、愛知県瀬戸市
 会見を終え深々とおじぎする藤井聡太新王将(撮影・棚橋慶太)
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 将棋の藤井聡太竜王(19=王位・叡王・棋聖との四冠)が渡辺明王将(37=名人・棋王との三冠)に挑む、第71期王将戦七番勝負第4局2日目が12日、東京都立川市「SORANO HOTEL」で指され、藤井竜王が114手で勝利し、4連勝のストレートで王将位を獲得した。

 「歴史的瞬間に立ち会えた」「地元の大スター」。「王将」のタイトルを獲得した将棋の藤井聡太五冠(19)の地元・愛知県瀬戸市では12日、商店街でくす玉が割られ、ファンからは偉業をたたえる声が相次いだ。

 午後6時25分ごろ、対戦相手の渡辺明王将(37)が投了すると「せと銀座通り商店街」の店先のモニターに映された盤面を見守っていたファン数十人から「やった」「さすが」と歓声と拍手が湧き起こった。割れたくす玉から「王将獲得おめでとう」と書かれた垂れ幕が下りると駆け付けた人らが喜びを分かち合った。

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