橋下徹氏 総理としての発言問われ「ゼロコロナ!」 その後は持論を力説

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が12日、読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に生出演。感染拡大を続ける新型コロナに対して「社会全体で見たときにゼロリスクを目指すのは違うと思う」と発言したが、進行の落語家・月亭八光に、もしも総理大臣だとしたらどう発言するかを問われ「ゼロコロナ!」と即答。スタジオを爆笑させた。

 収束の気配を見せないコロナに、橋下氏は「どこかでインフルエンザと同じような扱いにしないと。もうこれ政治決断ですよ。医療の現場とか感染症の専門家からすれば、感染症はゼロにしていくっていうのは専門家からすればそうなんですけど、社会全体で見たときにゼロリスクを目指すのは違うと思うんですよね」と見解を述べた。

 ただ、これには死者をどこまで受け入れるのかが難しいとして、イギリスでは一日200~300人が亡くなっているもののマスクを外して普通の生活をすることを決断したと例示。「それだけの死者数っていうものを受け入れられるかってことですよ。これ、どっちが正しいってことではなくて、もう国民がどっちを選ぶかですよね」と話した。

 八光が「これ橋下さん、コメンテーターやから好きなこと言えるじゃないですか。もし総理やったとしたら、橋下さんどう発言するんですか、もし自分やったとしたら」と鋭く切り込むと、橋下氏は「ゼロコロナ!」と即答して大笑い。

 MCの今田耕司に「選挙だ!選挙取った」、八光にも「そんなタイプちゃうでしょ!」とツッコまれ、橋下氏は「でもゼロコロナ言いませんけど、これ正直、コロナに対しては厳しくやった方が支持率上がるんですよ」と説明。

 続けて、仮定で言いにくいと断った上で「でもやっぱりそこは批判受けてでもある程度リスクは受け入れましょうよと。イギリスほどの死者数は受け入れられないにしても、インフルエンザぐらいの死者数年間1万人で。感染者数もだいたい年間1千万人ですよ、流行したら1千500万人とかそれぐらいで。今コロナの死者数って1万8000、1万9000ぐらいでしょ、2年間ちょっとぐらいで」と、具体的な数字を出して力説。

 「世の中にはいろんなリスクがあるんで、どこまでそのリスクを受け入れるんですかってことを政治家が言うべきだと思いますけどね」と主張した。

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