橋下徹氏、外交で「軍事力は必要」米国の東欧3000人派遣で
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が3日、フジテレビ系「めざまし8」に出演し、外交における「軍事力」の必要性を説いた。
米国が東欧に3000人規模の部隊を派遣するという話題。米国防総省は2日、ポーランド、ドイツに約2000人増派、ドイツ駐留の装甲車部隊約1000人をルーマニアに派遣することを発表した。
これについて橋下氏は「この番組で朝から『軍事力、軍事力』って言うから、怖がられる方も多いと思う」と前置き。続けて「外交が大原則であることは間違いない」と、まずは交渉の大切さを強調した。
その上で「外交をやる前提として軍事力って絶対必要なんですね」と説明した。「世界平和のために軍事力がなくなるということは、理想の最終ゴールとして掲げるのはいい」と“究極の目標”は認めつつ「他国と厳しい外交交渉をするに当たっては、やっぱり軍事力は必要です。これは日本も同じですね」と現実に目を向けた。